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Oracle ORA-600[kdsgrp1] エラーの意味について
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[概要]
本文書では、内部エラー ORA-600[kdsgrp1] エラーの意味について説明します。
[対象リリース]
Oracle Database 11g Release 2(11.2.0.1)
Oracle Database 11g Release 2(11.1.0.6 - 11.1.0.7)
Oracle Database 10g Release 2(10.2.0.1 - 10.2.0.5)
Oracle Database 10g Release 1(10.1.0.2 - 10.1.0.5)
[対象プラットフォーム]
すべてのプラットフォーム
[詳細]
- エラーの内容
表のデータを参照しようとした際に、表で保持しているブロックの情報と索引で
保持しているブロックの情報に不整合が生じていること示すエラーです。
一般的に、索引では存在しているはずの行が表レベルでは存在していないこと
で発生するエラーです。
- エラーの影響
メモリ上での一時的な不整合か、物理的なブロック上での不整合が考えられます。
- メモリ上での一時的な不整合の場合
ORA-600[kdsgrp1] を受けた処理は失敗しますが、それ以外の影響はありま
せん。
- 物理的なブロック上での不整合の場合
影響範囲特定のためにもブロックの不整合の発生状況を確認する必要があり
ます。
メモリ上での一時的な不整合であるか、ブロック上での不整合であるかは、analyze
コマンドを実施して確認してください。
SQL> analyze table <ORA-600 を受けた対象の表> validate structure cascade;
SQL> analyze table <ORA-600 を受けた対象の表> validate structure;
上記実行時に ORA-1499 などのエラーが発生しなければメモリ上での一時的な不
整合であったと判断できます。
- 事例の確認
ORA-600[kdsgrp1] が発生する事例については、Document 285586.1 で紹介しています。
Description に記載されている概要、及び、Fixed に記載されている問題が修正
されたバージョンから、該当する可能性のある事例を確認してください。
Document 285586.1 の一覧にある BUG 番号をクリックすると、さらに詳細な内容を確
認することができます。
さらに、My Oracle Support (https://support.oracle.com/) のナレッジ・ベー
スを "ORA-600 kdsgrp1" で検索し、左メニューのドキュメント・タイプ "Trouble
Shooting" をクリックするすることで、該当する文書が一覧で表示されます。
リストされた文書から、Document 285586.1 に記載されていない事例も含めて確認す
ることができます。
- 原因の調査
まずは「事例の確認」をご参照の上、該当する事例がないかご確認ください。
該当する事例がない場合には、エラーが発生した際のトレースファイルを取得
してください。出力されたトレースファイル、analyze 実行時の結果、及び、
Document 1751567.1(KROWN:145899) の「3. カスタマ・サポートへお問い合わせいただく場合に提供
いただきたい情報」をご提供ください。