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Oracle 不完全メディア・リカバリ実行時のデータファイルの OFFLINE と OFFLINE DROP の違い
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[概要] 不完全メディア・リカバリ実行時のデータファイルの OFFLINE と OFFLINE DROP の違いについて。 [対象リリース] 全てのリリース [対象プラットフォーム] 全てのプラットフォーム [詳細] バージョンによって、『SQL リファレンス』には以下のようにARCHIVELOGモードの利用時は ALTER DATABASE 文の DATAFILE 句において、DROP キーワードは無視されるという記述があ ります。 データベースがARCHIVELOG モードの場合は、DROP キーワードは無視されます。 しかし、不完全メディア・リカバリ実行時には、そのデータファイルが OFFLINE にされてい る場合と OFFLINE DROP にされている場合とで動作が異なります。 ・OFFLINE 不完全メディア・リカバリで以下の警告が発生します。これは警告メッセージで、OFFLINE としているデータファイル以外は CANCEL した時点までリカバリされます。 SQL> recover database until cancel; ... ログの指定: {<RET>=suggested | filename | AUTO | CANCEL} cancel ORA-01547: 警告: RECOVERは成功しましたがOPEN RESETLOGSが次のエラーを受け取りました。 ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイル6が失われます。 ORA-01110: データ・ファイル6: '/export/home/oradata/ora9203/test01.dbf' ORA-01112: メディア・リカバリが開始されていません その後、データベースを RESETLOGS オプションで OPEN しようとすると以下のエラーで OPENすることができません。 SQL> alter database open resetlogs; alter database open resetlogs * 行1でエラーが発生しました。: ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイル6が失われます。 ORA-01110: データ・ファイル6: '/export/home/oradata/ora9203/test01.dbf' この状態で、該当のデータファイルを OFFLINE DROP することで RESETLOGS オプション で OPEN することが可能となります。(再度 recover からやり直す必要はありません。)] ・OFFLINE DROP OFFLINE DROPを実行したデータファイル・以外のデータファイルに対して、警告なく不完 全メディア・リカバリを実行することが可能です。その後データベースを RESETLOGS オプ ションで OPEN する場合もエラーはありません。 不完全メディア・リカバリ時に回復する必要がないデータファイルには OFFLINE DROP を利用 して下さい。但し、データベースを RESETLOGS にて OPEN した後で OFFLINE DROP したデー タファイルをリカバリすることはできませんのでご注意ください。 リカバリする必要があるデータファイルは、全て ONLINE にした状態で不完全メディア・リカ バリを実施して下さい。