Oracle ORA-7452にてDBの起動に失敗する

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[問題]
データベース起動時に、ORA-1092が発生してデータベースが起動できません。
alert.logには、ORA-7452が発生しています。

SQL> startup
ORACLEインスタンスが起動しました。

Total System Global Area   89050728 bytes
Fixed Size                   437864 bytes
Variable Size              83886080 bytes
Database Buffers            4194304 bytes
Redo Buffers                 532480 bytes
データベースがマウントされました。
ORA-01092: Oracleインスタンスが終了しました。強制的に切断されます

<alert.log>
Tue Apr 16 14:47:50 2002
Errors in file /home/app/oracle/admin/ORA901S/udump/ora_19222_ora901s.trc:
ORA-07452: 指定されたリソース・マネージャ計画がデータ・ディクショナリに存在しません
Tue Apr 16 14:47:50 2002
Error 7452 happened during db open, shutting down database
USER: terminating instance due to error 7452
Instance terminated by USER, pid = 19222
ORA-1092 signalled during: ALTER DATABASE OPEN...

[原因]
本現象はR8.1.xおよびR9.0.xで発生する弊社製品の不具合に該当しています。
リソース・マネージャの機能をOFFにしようとして、以下のいずれかを行った
場合に、データベース起動時にORA-7452が発生します。

(1)初期化パラメータファイルinit<SID>.oraに以下のパラメータを設定する。

   RESOURCE_MANAGER_PLAN = ''

(2)(R9.0.xのみ)spfileを使用している場合に以下のコマンドを実行する。

   SQL> alter system set RESOURCE_MANAGER_PLAN='' scope=spfile;

本不具合は、PSR 9.0.1.4、R9.2 にて修正されています。


[回避策]
以下の方法で回避して下さい。

・上記の(1)の場合には、init<SID>.oraから以下の行をコメントアウトもしくは削除
  して下さい。初期化パラメータRESOURCE_MANAGER_PLANのデフォルト値はNULLです。

  RESOURCE_MANAGER_PLAN = ''

・上記の(2)の場合には、spfileを直接編集することはできないので、init<SID>.ora
  からspfileを再作成して下さい。