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Oracle Full Export(全データベースモード)ファイルからのDATABASE復旧方法

Oracle Full Export(全データベースモード)ファイルからのDATABASE復旧方法

詩檀ソフトはDULに基づき、PRM-DULを開發した。DULすべての機能も含めた上で、グラフィックインタフェースとDataBridge(データがDBLINKのように直に目標データベースに伝送できる。)などの機能も追加した。そして、PRM-DULはJavaで編成したので、あらゆるプラットフォームに適応できる。
PRM-DULの無料バーションダウンロード:
 
 
PRM-DULの無料バーションは一つのテーブルがデフォルトで一万行しか抽出できない。目標データベースがかなり小さいの場合に、無料PRM-DULを使ってください。データベースが一万行を超えて、データの重要性も高い場合に、企業バーションを使ってください。企業バーションPRM-DULは一つのデータベースに対して、Licenseソフトウェア使用許可書を提供する。一つのLicense は$ 999 USD 。そして、PRM-DULは一部無料なLicenseを提供している。
 
もし、壊滅したデータベースがDULを使ったら、まだリカバリできない場合に、リカバリサポートサビースを考えてください:
詩檀ソフトはいまあらゆるOracleデータベースのトラブルに対応できて、主には:データベースが起動できない、誤操作でテーブルがDROPされた、TRUNCATE、DELETE,ASM DiskgroupがMOUNTできないなど。
 
[Problem]
Full Exportファイルと初期化パラメータファイルがあります。
データベースの再作成はどのように行えばいいでしょうか?


[Action]
WindowsNTの場合はサービスを作成してインスタンスを起動できるようにします。
サービスに問題がない場合はサービスを再作成する必要はありませんが、マシンが
クラッシュした場合は別のマシンにFull Exportファイルを使ってデータベースを
復旧しますので、別マシンへの復旧方法を前提とします。
初期化パラメータがない場合には、手動で作成してください。

1.Oracleをインストールします。

2.初期化パラメータをORACLE_HOME\DATABASE\にcopyします。

3.サービスを作成します。
    DOS>oradim80 -new -sid ORC2 -intpwd oracle -startmode auto -pfile d:\ora806\database\initorc2.ora
    ※oradimの使用方法については、製品にバンドルされている、スタート・ガイドをご確認ください

4.Databaseの作成
    $ORACLE_HOME\RDBMS80\ADMIN\BUILD_DB.SQLというスクリプトがありますので、
    それを例に使用してcreate database を実行します。

    (1) 環境変数のORACLE_SIDを設定
        D:\>set oracle_sid=orc2

    (2) Server Managerを起動してinternalで接続
        D:\>svrmgr30

        Oracle Server Manager Release 3.0.6.0.0 - Production

        (c) Copyright 1999, Oracle Corporation.  All Rights Reserved.

        Oracle8 Release 8.0.6.0.0 - Production
        PL/SQL Release 8.0.6.0.0 - Production

        SVRMGR> connect internal/oracle
        接続されました。

    (3) nomountで起動
        SVRMGR> startup nomount pfile=D:\ORA806\DATABASE\initORC2.ora
        Oracleインスタンスが起動しました。
        システム・グローバル領域合計                        15096752バイト
        Fixed Size                                          52144バイト
        Variable Size                                    12918784バイト
        Database Buffers                                  2048000バイト
        Redo Buffers                                        77824バイト
        SVRMGR> create database ORC2
             2>     controlfile reuse
             3>     logfile 'D:\ORA806\DATABASE\log1ORC2.ora' size 1M reuse,
             4>             'D:\ORA806\DATABASE\log2ORC2.ora' size 1M reuse,
             5>             'D:\ORA806\DATABASE\log3ORC2.ora' size 1M reuse,
             6>             'D:\ORA806\DATABASE\log4ORC2.ora' size 1M reuse
             7>     datafile 'D:\ORA806\DATABASE\sys1ORC2.ora' size 10M reuse autoextend on
             8>       next 10M maxsize 200M
             9>     character set JA16SJIS;
        文が処理されました。

    (4) データ・ディクショナリを作成
        SVRMGR> @d:\ora806\rdbms80\admin\catalog.sql
        SVRMGR> @d:\ora806\rdbms80\admin\catproc.sql

        この後、v$tablespaceを確認すると、system表領域のみが作成
        されていることを確認できます。

    (5) importを実行
        D:\>set oracle_sid=orc2
        D:\>imp80 system/manager file=exp_full.dmp full=y log=imp_full.log

        full=yでsystem以外の表領域が作成されます。
        Full Importについては文書番号 12484 もご参照ください。

  ※IMPORTでORA-1552が発生する場合があります。これを回避する為に、あらかじめ
   KROWN文書番号12162の手順を参照いただき、SYSTEMロールバックセグメント以外
   の一つ以上のロールバックセグメントを作成し、ONLINEにして頂いた上で
   FULL IMPORTを実行して下さい。



    (6) importのログを確認
        IMP-15が発生していても、すでに存在するオブジェクトに対して出ているエラーは
        無視していただくことができます。

        接続: Oracle8 Release 8.0.6.0.0 - Production
        PL/SQL Release 8.0.6.0.0 - Production

        エクスポート・ファイルは従来型のパス経由でEXPORT:V08.00.06が作成しました。
        IMP-00015: オブジェクトが既に存在しているため次の文は失敗しました。:
         "CREATE ROLE "SELECT_CATALOG_ROLE""
        IMP-00015: オブジェクトが既に存在しているため次の文は失敗しました。:
         "REVOKE "SELECT_CATALOG_ROLE" FROM SYSTEM"
        IMP-00015: オブジェクトが既に存在しているため次の文は失敗しました。:
         "CREATE ROLE "EXECUTE_CATALOG_ROLE""
        IMP-00015: オブジェクトが既に存在しているため次の文は失敗しました。:
         "REVOKE "EXECUTE_CATALOG_ROLE" FROM SYSTEM"
        :
        :

    (7) オブジェクトがINVALIDのものが存在しないかどうかを確認
        SVRMGR> select * from v$tablespace;
        TS#        NAME
        ---------- ------------------------------
                 0 SYSTEM
                 1 USER_DATA
                 2 ROLLBACK_DATA
                 3 TEMPORARY_DATA
        4 行選択されました。
        SVRMGR> select username from dba_users;
        USERNAME
        ------------------------------
        SYS
        SYSTEM
        DBSNMP
        TEST1
        4 行選択されました。
        SVRMGR> select object_name,object_type from all_objects where status = 'INVALID';
        OBJECT_NAME                    OBJECT_TYPE
        ------------------------------ ---------------
        0 行選択されました。

        ※INVALIDのオブジェクトがあった場合は文書番号 18852 をご参照ください。
          手動でcompileしていただいても構いません。


[References]
各製品にバンドルされている
「Oracle8 for WindowsNT スタート・ガイド」より
・BUILD_DB.SQLの使用方法
・ORADIM80によるOracleインスタンスの管理
をご参照ください。