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起動時にORA-600[4375]が発生し、databaseがopenできない。(KROWN:13155)
[Problem] 概要と同じ。 alert.logには ORA-00600: internal error code, arguments: [4375], [50331715], [0], [], [], [], [], [] と記述がある。 [Cause] 一時segmentのdropが行われる際に、削除するすべてのextentが見つからない 場合に発生します。起動直後にSMONが一時segmentのclean upを行いますが、 この際に異常が検出される場合がほとんどです。 SMONがclean upをする対象のdatafileが何らかの理由で400万blockを超える 大きさになってしまっていることが原因として考えられます。 [Action] event="10061 trace name context forever, level 10" を初期化parameter fileに記述してdatabaseを再起動します。 これにより、SMONが一時segmentの解放作業を行わなくなり、ORA-600[4375]の 発生を防ぐことができます。 その後400万blockを超えるdatafileがないかどうか確認の上、もしそのような datafileがある場合はdataのexportを行いdatabaseを再構築してください。 databaseの再構築を行わない限り、eventを解除できません。 [Workaround] 表領域にautoextend onの設定をしている場合は注意が必要です。 400万blockの制限を超えていないか監視してください。 [References] ORA-600[4375][a][b]のように2つの引数が現れた場合は a. 該当segmentのDBA b. extent番号(0) を示しています。 400万blockの制限については、サポートレター・技術情報の 1998年5月号 1998年9月号 をご覧ください。 [Error#] ORA-600[4375]@SNL_DATE=9809