Email: [email protected] 7 x 24 online support!
Oracle 不完全メディア・リカバリ実行時のデータファイルの OFFLINE と OFFLINE DROP の違い
ORACLEデータベース によくあるエラ の解決策
	プロのOracle Databaseの復旧サービスを提供
携帯番号: +86 13764045638 メール:[email protected]
[概要]
不完全メディア・リカバリ実行時のデータファイルの OFFLINE と OFFLINE DROP の違いについて。
[対象リリース]
全てのリリース
[対象プラットフォーム]
全てのプラットフォーム
[詳細]
バージョンによって、『SQL リファレンス』には以下のようにARCHIVELOGモードの利用時は
ALTER DATABASE 文の DATAFILE 句において、DROP キーワードは無視されるという記述があ
ります。
  データベースがARCHIVELOG モードの場合は、DROP キーワードは無視されます。
しかし、不完全メディア・リカバリ実行時には、そのデータファイルが OFFLINE にされてい
る場合と OFFLINE DROP にされている場合とで動作が異なります。
・OFFLINE
  不完全メディア・リカバリで以下の警告が発生します。これは警告メッセージで、OFFLINE
  としているデータファイル以外は CANCEL した時点までリカバリされます。
    SQL> recover database until cancel;
    ...
    ログの指定: {<RET>=suggested | filename | AUTO | CANCEL}
    cancel
    ORA-01547: 警告: RECOVERは成功しましたがOPEN
    RESETLOGSが次のエラーを受け取りました。
    ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイル6が失われます。
    ORA-01110: データ・ファイル6: '/export/home/oradata/ora9203/test01.dbf'
    ORA-01112: メディア・リカバリが開始されていません
  その後、データベースを RESETLOGS オプションで OPEN しようとすると以下のエラーで
  OPENすることができません。
    SQL> alter database open resetlogs;
    alter database open resetlogs
    *
    行1でエラーが発生しました。:
    ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイル6が失われます。
    ORA-01110: データ・ファイル6: '/export/home/oradata/ora9203/test01.dbf'
  この状態で、該当のデータファイルを OFFLINE DROP することで RESETLOGS オプション
  で OPEN することが可能となります。(再度 recover からやり直す必要はありません。)]
・OFFLINE DROP
  OFFLINE DROPを実行したデータファイル・以外のデータファイルに対して、警告なく不完
  全メディア・リカバリを実行することが可能です。その後データベースを RESETLOGS オプ
  ションで OPEN する場合もエラーはありません。
不完全メディア・リカバリ時に回復する必要がないデータファイルには OFFLINE DROP を利用
して下さい。但し、データベースを RESETLOGS にて OPEN した後で OFFLINE DROP したデー
タファイルをリカバリすることはできませんのでご注意ください。
リカバリする必要があるデータファイルは、全て ONLINE にした状態で不完全メディア・リカ
バリを実施して下さい。
 沪公网安备 31010802001377号
沪公网安备 31010802001377号